杉原 悠介 SUGIHARA yusuke
メッセージ
弁護士法人グレイス企業法務部の弁護士・杉原です。
私は司法研修所修了後、検察官に任官し、その後、企業法務を専門とする法律事務所で働いてきました。
「金額はわからないが、従業員が着服している可能性がある」「横領したお金を返済させたいが、どのようなに話をすべきかわからない」「横領した疑いのある人を解雇したいが、手順がわからない」「警察に捜査・逮捕してほしいのに、告訴が受理されない」「今後の再発防止の対策を一緒に検討してほしい」検察官の経験ある弁護士として経営者の皆様の相談に数多くのケースに対応してきました。
その中で、警察が動いている事件はほんの一握りで、多くの経営者が「横領」の被害に遭ってどう対応すればよいか悩んでおられる実情に直面しました。
業務上横領は、支店の責任者や、経理の担当者として金銭を保管・管理する地位にある者、顧客から預かったお金を自分のものにする営業社員など、立場の違いはあれども、会社の物を占有する者が委託した任務に背いて権限を逸脱した行為をする犯罪行為です。
そのため、経営者としては、信頼して事務を担当させていたこともあり、被害額の多寡にかかわらず、従業員との間の信任関係を裏切られた思いを感じてショックを受けるものです。
検察官として横領事件の捜査・公判に従事した経験を活かし、被害者である経営者に寄り添って事件を解決します。
犯罪行為の調査や警察への告訴には、通常の民事事件とは異なったノウハウが必要です。
会社の財産を着服する行為を許しません。
本人と面談して横領を犯したことを認めさせ、金銭の返還の交渉を成立させて財産上の損害を弁償することを約する合意書を作成する事例や、場合によっては告訴する事例もあります。
弁護士法人グレイスは、横領の被害事案を迅速・適切に解決する法律事務所です。
横領被害にお悩みなら、弁護士法人グレイスへぜひご相談ください。
所属
日本弁護士連合会
東京弁護士会 (弁護士登録番号:36383)
ニューヨーク州弁護士(2017年登録)
取扱業務
企業法務全般、不動産取引、金融法務、企業間訴訟、不祥事・調査案件、再生可能エネルギー、国際取引
略歴
- 2001年
- 京都大学法学部 卒業
- 2005年
- 司法修習修了(58期)
- 2014年
- ボストン大学ロースクール修了(LL.M. in Banking & Financial Law)
職歴
- 北陸電力株式会社、検察官を経て、2007年に弁護士となる
- 以後約16年間、シティユーワ法律事務所に所属
- 2023年 10月
- 弁護士法人グレイス 参画